一休禅師

夜もすがら仏のみちをたずぬれば わが心にぞたずね入りぬる 思い入れば人もわが身もよそならず 心のほかに心なければ 心こそ心まどわす心なれ 心に心こころゆるすな 心とはいかなるものをいうやらん 墨絵にかきし松風の音